年齢・主訴 | 14歳5ヶ月・八重歯 |
---|---|
診断名 | 叢生 |
抜歯部位 | 上下顎左右側4抜歯(計4本抜歯) |
主な装置 | 上下顎マルチブラケット装置 |
治療期間 | 約1年5ヶ月 (治療回数 : 約17回) |
治療費用概算 | ¥772,200(税込み) |
リスク・副作用 |
|
▲大人の歯並びの印象は大切
何歳であっても基本的に矯正治療で歯は動かせます。大人で矯正治療が難しいケースは、お口や歯の健康状態が悪かったりする場合です。
お口の健康状態が悪い例で代表的なものは、日本の成人の8割が患っていると言われる「歯周病」です。歯周病になると、歯の反応や慣れる力が弱るため、矯正治療が難しくなったり、治療期間が長引く場合があります。
そのため、成人の方は、お口の健康状態がよいうちの、なるべく早い治療が望ましいですが、健康状態が悪くてもまったく矯正歯科治療が出来ないというわけではありません。
成人の矯正は見た目だけでなく、将来的な予防の観点からも大切です。80~90歳の方で歯が20本以上ある方は、実は歯並びがよいために清掃性や唾液の循環がよく、咬み合わせが良いために歯全体がまんべんなく力がかかっている(理想的な咬み合わせ)ために、歯がいつまでも残っていると言われています。
当院では最高齢で70歳の方が矯正歯科治療をお受けになられています。大人の方は矯正を開始する時期が早ければ早いほどよいかと思います。矯正歯科治療にかかる期間は1~2年ですが、治療後は見た目の印象がよく、美味しく食事ができる生活が待っていることを考えますと、わずかの矯正期間でそのメリットが受けられるという考えもあります。
当院では、矯正歯科医の診断のもと、目立ちにくい装置やセルフライゲーションブラケット装置(デイモンシステム)、最新の舌側矯正「セルフライゲーションブラケット装置(デイモンクリア)」等を取りそろえ、患者さんの歯並びとご希望にそった治療計画をご提案しております。
不正な歯並びは大きく分けますと以下のように分類されます。あなたの現在の状態はどのような症状でしょうか。歯並び別に矯正歯科医が詳しく診査・診断させていただきます。