こんにちは! 院長の今村です。
いよいよ受験シーズンも大詰めですね。
受験生の皆様、体調に気をつけてがんばって下さい!
さて先日、クリニックに口腔内スキャナーが納品されました。
従来の歯科治療での歯型とりは、ネチョッとした「印象材」と呼ばれる型取り材を口の中に入れ、固まるまで待つ必要がありました。
長時間口を開けたままで、息苦しいし疲れるし、ときには「オエッ」と…苦手な方も多いのではないでしょうか。
口腔内スキャナーは、その印象材の代わりに棒状の3Dスキャナーを口に入れ、データとして歯型を取るための機械です。
そのデータから歯の模型はもちろん、矯正装置や、歯の被せ物や詰め物、マウスピース等も作れます。
印象材を使わないため、苦痛が少なく、また正確性が高いことから、今後歯科界でも急速にデジタル化は進むでしょう。
このような機械です。
2番目の動画は音が出ますのでご注意ください!
本格的な導入に向け、ただいま衛生士さんたちはお互いの口の中をスキャンしあい、猛特訓中です!
すでに、より精密さが求められる舌側矯正のスキャニングには使用し始めています。
最後に、鎌倉プレス逗子葉山版2017年7月に掲載されたコラムです。
矯正治療には長いお付き合いが必要です。
日々の歯みがきや取り外し式の装置の使用など、患者様ご本人やご家族の協力も必要です。
「がんばってみようかな?」と思っていただけることが、矯正治療の第一歩です。